穴の開いた船

調査日誌(筆録:楠木)

場所:太陽の刻印の家

 研究所から連絡があって、石田先生がこちらに向かっているという。この近辺にいるようにと指示されたので、家の中を少し見て回ることにした。

 日が暮れかけていたが、携行ライトの明かりを頼りに、廊下を一通り確認。さらに進んでいくと、南側の奥に、応接室のような広い部屋を見つけた。家具は古いが、埃は思ったほど積もっていない。部屋の隅には、大きな船の模型が飾られていた。

 近づいてみると、船体にいくつか穴があいており、その破片が床に散らばっていた。穴は妙に角張った不自然な形をしている。

 物をぶつけたりしてできたものには見えない。何者かが意図的にこの形にしたような印象を受けた。

 一応、落ちている破片を穴に合わせてみて、全て揃っているか確認することにする。

<問題>

持っている破片で、A〜Dの穴を全て完全に塞ぐことはできる?
<ヒント>




















破片を回転させて当てはめるとよい。裏返す必要はないようだ。
<答え>




















Dの赤い部分が足りない。

— 追記 —

 足りなかった破片を再度探索。床をひと通り確認したところ、棚と壁の隙間にそれらしきものを発見した。とても小さいが、欠けたりはしていなそうだった。

 穴に嵌め込むと、驚いたことに、船の内部がぼんやりと明るくなり、やがて文字が読めるほどの暖かな光を放ち始めた。

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