真紅のバラ

 真っ赤なバラはまだ咲いているか、きっと僕は確かめに来たのだろう。すっかり空白の多くなった円形花壇を、ジグザグに歩いていく。入り組んでいるが、僕にとっては馴染みの道だ。

 まばらに残った植物たちがあちらこちらに寄り道を誘うが、今の僕にはそんな時間はなかった。バラが全て枯れてしまう前に、どうしても行かなければならない所があるのだ。僕は、あの燃えるような真紅を追い求めて、歩を進め続けた。

<問題>

通った花壇に咲いていたバラは何輪?
<ヒント>




















単純な迷路です。寄り道をしないようにして数えてください。
<答え>




















3輪

🌀 表紙迷路に戻る|#3

\ SHARE /